奥野春菜 世界選手権金メダル 吉田沙保里2世


レスリングの世界選手権第3日は23日、パリで女子の4階級が行われ、55キロ級決勝で奥野春菜(18)(至学館大)はオドゥナヨフォラサデ・アデクロイエ(ナイジェリア)に5―4で競り勝ち、初出場で優勝を果たした。

2歳半の時にオリンピック3連覇の吉田沙保里を輩出した一志ジュニア教室で姉に続いてレスリングを始めた[2]。久居西中学時代はジュニアクイーンズカップや全国中学生選手権52kg級などで優勝を飾った[1]。久居高校時代にはインターハイで3連覇を果たした[3]。また、1年の時には世界カデット選手権で3位、2年の時にはアジアカデット選手権で優勝、3年の時には世界カデット選手権で優勝した[1]。2017年には至学館大学へ進学した。1年の時には全日本選抜の55kg級に出場すると、初戦でライバルである安部学院高校3年の南條早映を破ると、決勝では元世界チャンピオンの浜田千穂に競い勝って初優勝を飾った[4][5]。その後の強化合宿での内容などを踏まえて世界選手権代表に選ばれた[6]。世界選手権では準決勝まで圧勝するも、決勝ではナイジェリアのオデュナヨ・アデクオロイに5-4で競い勝って18歳にして世界チャンピオンとなった[7]。

 

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