最近流行りの野菜ジュースは野菜の代わりになる?!

結論から申し上げますと、野菜ジュースは「野菜の代わり」にはなりません。その理由を、簡単に解説していきます。

一日の野菜の摂取量の目安が350グラムとされているのは、皆さんご存じの通りです。野菜350グラムは、「量」だけでなくその「質」が大切です。レタスを350グラム食べたとしても栄養的に十分ではありません。ニンジン、ホウレンソウ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜と、キャベツ、レタス、タマネギなどの淡色野菜を約半量ずつ、これに食物繊維の豊富な根菜、海藻、キノコ類をプラスすれば、ビタミンやミネラル類、食物繊維などを満遍なく取れます。

この「野菜350グラム」を、すべてミキサーにかけてスムージーにすれば、「野菜そのもの」ですが、市販のジュースの中には「野菜350グラムに含まれる栄養素量」に見合うように、乳酸カルシウムや塩化マグネシウムなどを添加して栄養素を補っているものがあります。だから私は、これらのジュースを「野菜の代わり」ではなく、「野菜汁入りサプリメントドリンク」だと思っています。

しかし、全く栄養のないものでもありません。「野菜の代わりにはなりませんが、エネルギーや微量栄養素を補給するには便利なのです。」

 

まとめ

野菜ジュースに頼る前に、まずは「野菜が取れない食生活」そのものを見直して、少しでも多くの「旬の野菜」を食べられるよう工夫することが大切だと思います。

 

参考サイト

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170925-00010000-yomidr-sctch

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