仮想通貨ビットコインの発行上限枚数に達した場合どうなるのか?!

ビットコインの発行上限枚数に達した場合どうなるのか?という素朴な疑問が思い浮かび、調べてみました。

ビットコインは発行上限枚数が決まっており、それまではすべて発掘や採掘(マイニング)で新規発行されるコインを特定のコミュニティなどが獲得しています。ここでは、いつ上限が達せられるのか、何年後までコインが発行されるのかみていきます。

ビットコインは発行量に上限があります。これはビットコインが設計された当初から決まっていました。その数は最大で20,999,999.9769BTCとなると決まっています。ただ、わかりやすく数字を丸めて2100万枚と書くのが一般的かと思います。

また、ビットコインはいつごろ発行量が上限に達するかですが、これもおおよその予測がついており、2140年ではないかと言われています。

ビットコインではブロック(元帳の1ページに相当する)に記帳と承認をマイニングでおこなっているのですが、ワンブロックの記帳・承認にかかる時間がおよそ10分かかる計算で考えられています。これをもとに考えると、すべてのブロックを記帳・承認するのに大体132年かかる計算になるようです。2140年頃というのは、そこから割り出したものです。

発行上限に達するとマイニングはされない?

ビットコインは発行量が上限に達してしまうと、もうマイニングすることはできません。

 

マイニングはゴールドラッシュの時の採掘に見立てた表現ですが、いくら掘ってももう金は出てこないので、当然マイニング自体も終わりです。

これは予測ですが、年々計算問題は難解になり、高性能コンピューターを何台も終日稼働させるための電気代もかなりの負担になっていきます。それで4年毎にもらえるビットコインは半減するのですから、バトルを続けるコミュニティの数も、おそらく相当減ってくることは予測していると思います。

ただ、それでビットコインの価値がとんでもなく下がるかというと、そうでもないと思います。

上限が決まっているので、今後ますます希少性が高くなります。

まず、発行量に上限が設定されているビットコインは、すぐ中央銀行は発行をかける円やドルトは違って今後ますます希少性が高くなるので、相対的な価値はそう下がることは無いのだというのがひとつあるでしょう。

また、将来的には採掘インセンティブ重視から送金手数料(トランザクション・フィー)インセンティブ重視にはなってしまうビットコインですが、純粋な決済ネットワークへの変化が期待され、これまで大きかったボラティリティも落ち着く事になり、望ましい通貨として多くの方に使われるのだと思います。

ただ、中国の動きが気になるところで、早くも「51%Attack」を懸念する声も聞こえています。ただ、どうやら、Segrageted witness(通称Segwit)が整ったとのニュースも流れてきたようですから、それがうまくいけば、ビットコインはしばらくは安定すると考えられています。

 

また、マイニング(採掘)してる人は「マイニング報酬+送金手数料」もしっかりゲットしているのでマイニング報酬が2140年以降無くなっても送金手数料が入るので送金できなくなることもないでしょう。

絶対量が決まっているため、チューリップバブルなどのように大暴落はこないものと考えられますが、1ビットコイン150万円まで下がった時があるので油断はできません。

そのため、利益の出た段階で原資を抜いとくのも資産防衛の一つの方法かもしれません。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました