採掘の現場でコスト削減の努力をしても、原油価格には影響しません。
原油価格は、ある種、株式の様に買い手が多ければ値上がりし、買い手が少なければ値下がりするという、投機によって決まる傾向です。
ウクライナとロシアがもめる→ウクライナを通るパイプラインが止まる→
東ヨーロッパやドイツが他のルートからの天然ガス購入をする→北海ブレ
ントの原油価格が上昇する→ドバイもWTIも上昇する というような関係
です。
大きく影響はないと思っていたのですが、ここぞとばかりに投機が入った
のでしょうね。
これで原油価格を決められるのは、迷惑千万ですよね。
要するに投機で先物取引で決まるのです。
原油が不足する状況はありませんが、不足するかもしれないというだけで値上がりしています。
オイルマネーの還流、中国のバブル資金、アメリカの金融緩和資金などが
ドンドン流れ込んでいると言われますが、
逆に、例えばアメリカの金融緩和停止などというだけで暴落する可能性もあります。
穀物もそうなのですが、マネーゲームの材料から生活資材は外してもらいたいと思います。
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