2018年8月の最近の相場は安いのか高いのか?!裁定買い残高から調べてみました

株式

 

裁定買い残高の変化は、主に外国人投資家による、日経平均先物の投機的な売買動向を表しています。

そこで、裁定買い残高から現在の位置はどの辺りかを調べてみました。

 

外国人投資家が先物を買うと、先物が現物に対し一時的に割高になるので、裁定業者(主に証券会社)が、先物売り・現物買いの裁定取引を実行します。

すると、裁定買い残高が増えます。

 

→外国人投資家から先物買いが入ると、裁定買い残高が増加する。

一方、外国人投資家が日経平均先物を売ると、先物が現物に対し一時的に割安になるので、裁定業者が先物買い・現物売りを実行し、裁定取引を解消します。すると、裁定買い残高が減少します。

 

つまり、
→外国人投資家から先物売りが入ると、裁定買い残高が減少する。

今の日本株の短期的な動きを決めているのは、外国人です。とりわけ、足の速いヘッジファンドなどによる先物売買が、短期的な急騰急落に大きく影響しています。したがって、裁定買い残が増加するとき日経平均は上昇し、裁定買い残が減少するとき日経平均が下落する傾向が鮮明です。

したがって、裁定買い残高がピークをつける(増加から減少に転じる)時、日経平均は上昇から下落に転じ、裁定買い残高がボトムをつける(減少から増加に転じる)時、日経平均は下落から上昇に転じることが多くなっています。

 

現在の裁定買い残高は1兆5000億円、

日経平均の下げた7月上旬の7月6日は1兆8000億円ということは大分売られて買い残高が少なくなっている状態でもそれくらいのようです。

つまり、現在は大分売られているのでボトム辺りにいることは分かります。

いつ反転するのかは分かりませんし予想も出来ませんが、今どの位置にいるのかを把握することは大事だと思います。

 

 

 

 

 

 

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