日本乾溜工業(1771 ) の流動性資産を調べてみました(企業分析)

株式

1771 日本乾溜工業

 

PBR 0.57 PER 7.5 ROE  7.1 EPS 74.5 BPS 984 配当利回り 0.98% 

 

ビジネス

「建設」を柱に「防災安全」、「化学品」の3事業を展開している。

国交省から公共事業の受注や防災関連用品は買い替え需要が長期的に安定した業績に繋がると考えられる。

 

経営者の姿勢

安定的な業績を確保するとともに、株主への継続的配当を実現したいとしている

 

企業、業界分析

販売先は国交省、ブリジストン。防災意識の高まりを背景に備蓄用食品・簡易トイレ・防災用具を拡販。

 

流動性資産に注目

(千円)

現金及び預金 2,582,961

受取手形・完成工事未収入金等 5,676,725

投資有価証券 879,195

流動性資産 合計 9,138,881

 

負債合計 5,524,771

 

時価総額 2,620,000

 

(流動性資産)9,138,881 – (負債合計)5,524,771 = 3,614,110 > (時価総額 )2,620,000

 

時価総額以上に流動性資産があります。時価総額も小さく流動性も少ないです。

また、経常利益で過去に赤字を出していないという安定性もあります。

 

(グレアムのミックス係数)=PER×PBR<22.5

7.5 × 0.57 = 4.2

グレアム氏の経験則によるとこの数値が22.5より大きなってはいけないとのことで、この条件にも合致します。

 

 

四季報発売後、ダブルニコちゃんマークで一時600円を付けましたが、現在のバーゲンセールで510円と割安になりました。

業績も良く、四季報発売後にどんどん買われた勢いはどこにいったのでしょう。

企業の業績は良いのに株価だけが下がるのはチャンスです。

株は企業の部分所有になります。それならば、安い時の方がたくさん株を買うことができます。

企業の価値は1日で変化するようなものではありません。

それなのに、株式市場ではそのようにな変化がよく起きます。

それをうまく利用すると、日本乾溜工業に関しては、まさに今が買い時です^^

 

 

 

 

 

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