最近になって株価が下がってきたところ新規に購入したユニゾホールディングスの決算短信を見てみました。
増配を発表し、配当利回り4.2%
来期の業績予想はマイナス23%
2019年
固定資産売却益、180億
固定資産売却損 140億
不動産が崩れかけてきたとは言え、最近の市況でも売却損も140億と結構損失を抱えてる物件もあるんだなと。
不動産のプロでも難しいのだと感じました。
売却差益の特別利益は40億円。
お金を借りて最大限に不動産を所有して 賃貸収入などから利益を出している企業と業績。
少しずつ物件を売却し、支払い金利と負債は減るが、来期の業績予想はマイナス23%
数社しか決算短信を見れていないので、なんとも言えませんが、勉強会で気になった企業の1つであるティーガイア同様に来期の業績予想が良くないところは評価されないような流れに思えます。
ただし、不動産投資を積極的に行っている企業は見方を変える必要がありそうです。
ユニゾ ホールディングスは、金利が上がる前に負債を少なくして、ある程度キャッシュを作っておいた方が良いという考えなのだろうか。もしくは不動産価値が崩れる前にある程度売却した方が良いと判断しているのか。
確かに業績を上げるには、お金を借りて不動産を購入し賃貸収入を上げる流れが必要。ただしこれを永遠に続けることは難しく、どこかで出口が必要。それが今なのだろうか。
一国の国単位であれば自転車操業で借金を繰り返すことが可能と思います。アメリカや日本など先進国の多くがそこから抜け出せない状況。それが、一企業となると難しいのでしょう。
不動産企業は売買差益で利益を出したり、賃貸収入で返済に充て資金繰りが上手くいっているのであれば良いと思われます。
こういうのは、実際に不動産投資をしている人は分かりやすいのかもしれません。ただ企業となると所有している物件数が多いのでその全てを把握するのは大変とは思われます。
負債が多くとも売却益と賃貸収入で営業利益が出ており、
金利支払い(営業外費用)を引いた経常利益もプラスであれば問題無いと思われます。
むしろ財務は健全となると思います。
注目したいのはそれと、営業利益が縮小するのと同じくしっかり有利子負債の部分も縮小させているかというところと思います。
ともあれ、来期の業績予想の良いところは資金が入っている印象。
ウォッチリストにいれ、株価が下がってきたところ逆張りかつ配当利回りで購入したユニゾホールディングス頑張れ!
財務の健全化が進めば良くて、
営業利益予想、経常利益予想マイナスは売り込まれ安くなりチャンスになるかも。
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