転職の思考法は主人公の青野さんを中心にストーリー仕立てで書かれています。
転職に迷っている青野さんに感情移入しやすい構成となっていました。
始まりから為になり、心に刺さる内容が多くて直ぐに読めてしまいました。
転職を考えている方には、とても心強い背中を後押ししてくれる1冊になります。
特に気になって部分を一部抜粋しました。
抜粋箇所1
・100万人が参加しているゲ ームで一番を目指すのではなく 、いずれ 1 0 0万人が参加するゲ ームに一番乗りをすること
・そのゲ ームを見極めるカギは 、業界の非効率を覆す強固な 「ロジック 」があるかどうか
・価値のあるものとないものは 、長い目で見ると逆転する
・ダイヤモンドは 、周りは馬鹿にするが 、理屈から考えると正しいことに眠っている
・ほとんどの人間にとって重要なのは 、思考法次第で解決可能な 「ポジショニング 」
つまり、成長産業へ身を置く事が大切と謳っています。
確かにマーケットが限られる中で広がるマーケットではないと限られたマーケットの奪い合いになってしまいます。
抜粋箇所2
「 『転職は裏切り者のすることだ 』 … …そう言われました 」 「ふん 。ハッキリ言っておこう 。真逆なんだよ 。会社にとっても 、社会にとっても 」 「真逆 ? 」 「あぁ 、考えてみろ 。転職しようと思えばできる人がたくさんいる組織と 、転職したくてもできない人間 、それどころか今の会社にしがみついて足を引っ張るような人間だらけの会社 。どちらの会社が強いと思う ? 」 「それは … …たしかに前者だと思います 」 「強い会社というのは普通の発想と逆なんだよ 。いつでも転職できるような人間が 、
それでも転職しない会社 。それが最強だ 。そんな会社だけが今の時代を生き残れる 。だから 、現代の経営者は考え直さないといけないんだ 、優秀な人間が 2年 、 3年でも 、御輿を担いで一緒に頑張ってくれたら御の字だってな 」
つまり、転職を考えていない人でもいつでも転職できる状態。つまり、自分のマーケットの価値を把握している必要があります。
そして、そういう状況でも会社にいる価値があるかを常に考える必要があります。
この本は転職を考えてる人はもちろん、そうでない人にもとても為になります。
眼から鱗のキーワードがたくさん出てきます。
気になっている方は、Kindleの立ち読みから試してみると良いでしょう。
下のリンクからAmazonへ行けます。そこでKindleの立ち読みもできます^ ^
コメント