サラリーマンは感情を押し殺して生きている

日常生活

最近、「嬉しい」ことはありましたか?
「悲しい」ことはありましたか?

「気に入らないこと」はたくさんありますよね。
だって、会社は決して自分の思うようには動かないから。

サラリーマンの頃、自分の感情が動くことに
常に警戒心を持っていました。

自分の感情を表に出すことで、自分の内面を周りの人に知られることが怖かったから。

何を考えているのか、を知られるよりも「普通の人」のように見せかけていた方が安全に思えました。

それは、会社が決して「安心」できる場ではなかったということの証拠でもありました。

会社に長い間勤めていると、理不尽なことが結構あります。

ついこの間まで英雄のように扱われていた人が突然、極悪人のように評価されて左遷されたり、

穏やかな目立たない、ただのオジサンだった人が部長になって100人以上の部下を指導する立場になったり、

それって、ほとんどの場合、本人が変わったわけではなく『周りの人が、その人をどう見ているか』が変わっただけです。

自分がまったく変わらなくても、他人からの評価はまるで変わってしまったりします。

つまり、会社での評価は、会社の論理で、会社の価値観でされるということなんです。

当たり前のことですね。

でも、多くのサラリーマンの方が「会社からの評価=自分の人としての評価」になってしまっています。

周りの人の目を気にしだすと自分が自分で判らなくなります。

そして、
色んな人に色んな評価を受けることに耐えられず「いえいえ、私はそんな人ではありません」と、すべての評価を拒否するようになったりします。

そうやって、自分を誤魔化し、本当の自分と向き合うことを怖れ、本当の自分を開放すること忘れているうちに自分がナニモノで、何をしたいのかさえ判らなくなります。

仕方なく、世間が言う「楽しいこと」をやるようになります。

休日には世間のみんなと同じように、家族でドライブに出かけます。

連休になると、どんなに行楽地が混み合っていることが判っていても、世間のみんながそこに行くので、自分たちも行くことにします。

世間でいう「すごい」ことができるようになることが唯一、自分の価値を確かめられる評価軸になります。

都心の百貨店に並ぶ高価なものを買うことが、自分への最高の評価になったりします。

本当に「嬉しい」ですか?
最近「悲しかったこと」はありませんでしたか?

人生の経営者になる

それは、自分に正直に生きること
『自分の価値観』を大切にして人生を生きていくこと

自分とのつながりを大切にして
自分のやりたいことを実現していくこと

あなたは、自分を本当に評価してあげていますか?

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