環境を整え、「本能的な安心感」を持って眠る

LifeHack

「気持ちよく眠れる」ことは、仕事にも大変よい影響を与えます。実際よく眠れることで活動時間にアタマが回るほか、「眠れないのではないか」といった不安もできるだけ遠ざけたい人が多いのではないでしょうか。「環境」を整えることで睡眠の質・寝付きは変わるものです。

「本能的に安心できる空間」を意識する

「ここは眠る場所である」と脳が本能的に判断できていると、睡眠の質は上がります。ごく当たり前ですが「安心や落ち着きを感じられる空間」です。

電車内で眠れる人も、寝不足・疲労で寝てしまうというだけではありません。車内で人々(同じ種の生き物)が、安全に座ったりしているわけですから、「生物としての人」はどこか安心を感じるところがあるのです。

寝室はたとえさほどの配慮がなくても、一般に街中よりははるかに静か。そこに一人だと単純に安心する反面、何か危険がないか敏感にもなるため、ときに寝付きが悪い状況が発生するのです。騒音をさける、しっかり暗くする、室温を極端に高く・低くしないなどのことも、結局は人間が「本能的に安心できる」ことにつながります。やや矛盾し合ってますが、睡眠の質をあげようとして寝室環境を変えすぎるとそれ自体が刺激になってしまう影響も見逃せません。

こだわりすぎず気楽に…

環境を工夫して睡眠の質をあげることはビジネスにも好影響をもたらします。ただし、環境の工夫にハマりすぎてしまうと、脳としては寝室を「脳を働かせて活動する空間」と捉えてしまうことも…「この工夫で今日は眠れる!」とワクワクしているとすれば、それは眠りとは逆方向の脳の動きにもつながります。

また、引っ越したばかりなどでは、物理的にどれほどいい環境でも「やや寝にくい傾向」となることは当然です。無意識にも警戒心を抱いてしまう本能を完全に除去はできないのです。そう思ってしまえば安心できて睡眠の質が上がるかもしれません。

光や温度のことや、自分に合う寝具選びにこだわるのも大事ですが、トータルで「本当に寝やすくなっているか」と考えるのも大切なコツです。一見して睡眠関連の通説に合わないような状況でも、「自分がよく眠れる」と確かに思うなら「採用」するのも一つの手だと思います。

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