「考えさせる」これが自分から行動出来る人間を育てるコツ!

働き方

部下に対して、どう接すると自分から積極的に動ける有能な部下に成長してくれるのか、これはその人の性格によっても差が出ます。
どんな人間にも必ず得意な事があり、それを出来るようにすることが部下の成長を促すのです。
ここでは、部下がどうしたら自分から動くような人間に育つのか、その方法をご紹介します。

会話のカギは質問系!まずは「考える力」を養おう!

例えば、部下が何か失敗をしたり、上手く出来ないことがあるとします。そんな時に必要なこと、それは「その理由を考えさせること」です。
全ての物事には理由があります。それに気付けなければ、その業務の本質を捉えていないということになるでしょう。
失敗を素直に認めて即座に謝ったり、反省するは良いが結局何が悪いか分かっていない、という何とも嘆かわしい事例が良くあるのは、「考える力」が欠けているからではないでしょうか。
そういう時には、例え答えが分かっていたとしても簡単に教えてしまうのではなく、「どうしてだろうね?」「何でだと思う?」と質問を投げかけてみてください。そうすれば自ずと自身の頭で考えるようになります。そこが初めの第一歩になるのではないでしょうか。

「考える力」が付いてきたら次のステップへ

理由を考えることが最初のステップなら、次の段階では「改善策を導き出すこと」がテーマです。
“失敗は成功のもと”と言いますが、失敗をどう料理するかでそれが成功に繋がるか否かが決まります。
成功の為には、正しい改善策を導き出す必要がありますが、それが最初から一人で出来るという人ばかりではないのが現実ではないでしょうか。
最初は“一緒に”考えてあげることも重要です。それで段々と要領を覚え、スムーズに出来るようになってきたところで、一人で考えてやらせてみるのです。
人は、全く自信の無いことを最初から全て任されると不安で思うように実力が発揮出来ない場合もあります。それで緊張の余り二重に失敗を重ねて倍落ち込むと、より自信を喪失します。そのような負のスパイラルに嵌まらなくても済むよう、上手く導いてあげることが大切なのです。
上手く事が運んで自信をつければ、今後の展望もきっと明るくなるでしょう。

 

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