梅雨が原因の体調不良「湿邪」

さらに、梅雨のジメジメは私たちの体調にも影響を与える。その影響は東洋医学で湿邪(しつじゃ)と呼ばれている。

東洋医学に詳しい千代田漢方内科クリニックの信川益明先生は、「湿邪とは、体の余分な水分によって体の不調が生じる症状。人が長時間湿度の高いところにいると発汗作用がうまくいかず、冷えという症状が起こることが考えられている」と説明する。

湿邪の主な症状としては、体のだるさや頭痛、むくみ、眠気、胃もたれ・食欲不振などがあるという。

 湿邪の対処法としてまず「体を冷やさないことが大切。
例えば冷たいものを飲むことを控えたり、冷房の温度を下げ過ぎたりしないこと。
同時に、半身浴などをして体の新陳代謝を高めることも重要」。
また、雨が降っているときは、窓を閉め湿気を入れないことも体調に良い。

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