「会社員に向いていない=ある種の才能」
僕にはこの才能があったから、自分の力で稼ぐ道に進めました。
もしかしたらあなたは、社会に出てから企業へ就職して働いてみたものの、自分は会社員に向いてないと感じたことがあるかもしれません。
「社会に出る=企業に雇われて働く」という価値観が植え付けられていると、会社員に向いていないことが飛躍して、社会人としてダメ、人間としてダメ、と拡大解釈してしまう方も少なくないようです。
でも、会社員に向いてないということは、一つの側面から適性を測った結果に過ぎず、決して悲観的になる必要はありません。
本当に会社員に向いてない?
働いてみて何かに行き詰まった時に、自分は会社員に向いてないと考えることは珍しいことではありません。
これは誰しもが、どんな環境でどんな仕事をしていても何かしらの壁にぶつかるからであり、そこで自分自身の適性を疑ってしまうのも無理はないからです。
でも仕事で壁にぶつかるから会社員に向いていない、というのは早計です。
もしかしたらちょっとしたきっかけで壁を乗り越えた瞬間に、そんな事は忘れてしまう程度のものかもしれません。
では本当に会社員に向いていないのはどういう人を指すのでしょうか?
会社員に向いてない人の特徴
あくまでも個人的な考えですが、企業で雇われて働く会社員に向いてない人は、以下の項目に当てはまる数が多いと考えています。
・朝が苦手、二度寝は当たり前
・人に指図されることは大嫌い
・顧客にヘコヘコ頭を下げたくない
・毎朝決まった時間に出社する意味が分からない
・安定より自由を大切にする
・同じことを何年も継続すると飽きてしまう
・無駄な会議がバカバカしく感じる
・経営者が無能過ぎると思う
・役員との会議よりも目の前の顧客こそが大事だ
・通勤時間は人生のムダだと思う
・集団行動が嫌い、苦手
・用意されたレールの上は進みたくない
・・・僕はこれらにほとんど当てはまっています。
本当に会社員に向いてない方であれば当てはまる項目は多かったのではないでしょうか?
会社員に向いてないというのはつまり、多くの方が想像する極普通のサラリーマン人生に違和感を覚える方なのではないかと思います。
会社員に向いていない=社会不適合者なのか?
僕のように日本で生まれ育って学校教育を受けてきた人にとって、良い学校へ進学して良い企業へ就職することが正しい人生だという価値観がいつの間にか形成されているのはごく自然な事象です。
なぜなら親も兄弟も、友人達も、その多くが同様の教育(国家にとって都合の良い教育)を受けて育ち、自分自身も大きな影響を受けて育ってきたからです。
そして定年まで働き詰めてリタイア生活を満喫するのが成功、そんな昔の幻想だけが残る古い日本の教育システムが現在も続いています。
この”理想”が既に崩壊していることは誰もが気付いているのに、既に刷り込まれた価値観はしっかりと残っているので、会社員として頑張ること正しい選択だと誤解してしまうのです。
その結果、会社員として会社に務め上げることことが素晴らしい事で、これが出来ないとなると社会不適合者なのではないかと心配になってしまうのです。
しかし現実を見ると、自分の意思で人生の選択を行って来なかった方は会社員として疲弊しながら毎日を過ごしています。
嫌な仕事をして不満を溜め、辛くても生活があるから辞めるに辞められない・・・このようなマジョリティから外れると叩かれるのが日本社会ですから、脱サラして独立を考えても、実際に行動に移せる方は必然的に少なくなってしまいます。
ここ数年でようやく個人でビジネスを行って独立する方が増えてきたとは言え、長年持ち続けてきた価値観や会社員経験が邪魔をして人生を変えるに変えられないとしても仕方ないのかもしれません。
会社員に向いている人を選別する学歴フィルター
就職活動の際に、企業が学歴フィルターによって就職希望者を絞っていることはあなたもご存知かと思います。
僕も就活中に、とある企業のエントリー開始をWEB上で待っていたところ、いつまで経っても募集が開始にならないまま、採用が終了したことがありました。
僕の大学が学歴フィルターによって、最初から応募すら出来ない状態になっていたのです。
学生を採用する企業が学歴によって選別する目的を、優秀な学生を採用する為だと思っている方が多いのですが、実は違います。
本当の目的は、会社にとって扱いやすい、会社の指示に従いやすい学生を集めることが目的です。
義務教育期間に親や学校から勉強するように言われ、それに従ってきたからこそ、良い大学に進学出来るわけで。
高い学歴の学生ほど従順な傾向にある為、企業も扱いやすいのです。
そう考えると、会社員に向いていない方は、人から言われたことを無条件に受け入れて従ってしまわない方とも言えるのではないでしょうか。
自分の意思をしっかりと持っているから、会社員としての人生に違和感を覚え、会社員に向いていないと錯覚してしまうのかもしれません。
会社員に向いていないなら起業せよ
そうは言っても本当に会社員が辛くて理想の人生から程遠いのであれば、そんな生活を続けるだけの人生で良い訳がなく。
かといって明日も食べていかないといけないわけで。
会社員に向いてないから就職しないで生きていこうと思っても、仕事を確保して生活費を最低限確保しないといけません。
完全自給自足生活をするなら別ですが、多くの方はお金が必要です。
でも、アルバイトや派遣として生きていくと、年齢とともに選択肢が減っていきますので一生そのスタンスでいることはおすすめ出来ません。
となればもう起業するのが手っ取り早いのですよ。
・社会的ステータスにそれ程こだわりが無い
・自分がみんなと違うということに不安を感じない
・収入を右肩上がりに増やしたい
・少ない休日以外を会社にフルコミットしたくない
・いろんな場所に住んでみたい
・定年まで我慢して老後に備える人生は嫌だ
・毎日スーツを着る意味が分からない
・年間数百万円程度で雇われる程安い人間ではないと思っている
・リストラや倒産に怯える人生は避けたい
もし、あなたがこれらの項目によく当てはまるなら、今すぐ起業や副業を始めた方が良いので、特に業種に拘りがないならネットビジネスが敷居も低くて最適でオススメです。
会社員に向いてないというのは、一つの就業形態に合っていないだけなので悲観する必要はありません。
逆に会社員に向いている方は起業に向いていないように、ただただ適性の問題ですから。
そして、個人でもリスクなく起業できる今の時代において、会社員に向いていないことよりも起業に向いていないことの方がよっぽど苦労しますので、これから先を考えると会社員に向いていないことが実はビジネスに向いていて有利なのではないかと考えています。
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