投資をこれから始める人も、投資歴の長い人も、投資の心理を学ぶ上で、とてもためになる本です。
右肩上がりの相場ではなく、今(2018年2月)のように、相場が下落基調の時に、『取引ルール』の有無、『損切りライン』の設定があるとないとでは、大違いです。私も過去に、大きな損失を出したことがありますが、その時は、まだ自分の中で、ルールが確立されていなかったためでした。ルールが確立されてからは、コンスタントに勝つことができています。
1 毎日、取引を始める前に、自分の取引ルール、取引プランを読みなさい。
2 決して株価の反発を期待してはいけない。最初に決めた価格で損切りしなさい。
3 常に規律を守ること。最初に決めた取引プランに従うこと。
4 決して度が過ぎた取引をしないこと。
5 成功する取引は取引プランとシステムに従ったものだと知ること。
6 何かをしながら取引してはいけない。取引している時は、取引に集中すること。
7 自分の考えはどうでもいい─ ─ ただ値動きがあるだけだ。
8 決して予想しようとしてはいけない。トレンドに従い、トレンドの反転に従え。
9 後知恵の罠にはまってはいけない─ ─ 取引している今、現時点が重要だ。
10 常に相場の動きを尊重し、傲慢になってはいけない。
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