観葉植物の鉢の土に白い小さな虫がたくさん発生する時があります。
大きさが1mmくらい小さくてアリのような形で、頭に2本の触角が見えたらそれはトビムシです。
トビムシは色々な種類がいて色も白、褐色、緑、赤、赤紫、黄と様々で大きさもまちまちです。
人畜無害ですが放っておくと気持ち悪いほど大量発生するので早めに対処しましょう。
まずはトビムシかどうかを特定するので、うようよと動く白い虫をよーく見てみましょう。
目が良ければ肉眼で確認できますが、とにかく小さいので虫眼鏡があればそれで見てください。
形はちょっと判別できないかもしれませんが、アリのような触角が2本見えたらトビムシです。
出展:
トビムシの駆除方法
トビムシを駆除する方法はいくつかありますが、それぞれの状況に応じて使い分けていきます。
日当たりを良くする
トビムシは湿った環境を好むので、土が常に湿っていたりすると発生しやすいです。
日当たりや風通しを良くして土を乾燥気味にすることで、トビムシの数を減らすことができます。
即効性はないので地道にやる必要があります。
表面の土をごっそり捨てて変える
トビムシは土の表面に出てきて目に触れると、とても気持ち悪くて不快です。
根があまり張ってなくて表面の土をごっそり捨てることが出来れば、とりあえずは見なくてすみます。
その後に新しいきれいな土を入れてあげます。
これも根本的な解決にはなっていないので、日当たりを良くし乾燥気味にすることが大事です。
植え替える
トビムシは腐葉土や堆肥、肥料などに発生するので、その発生源をまるごと替えてしまいます。
植え替える土は普通の観葉植物の土でいいので、腐葉土や堆肥があまり入ってないものを選びましょう。
肥料の与え過ぎにも注意してください。
最後に
キンチョールなど植物用ではない殺虫剤で駆除する方法もあるみたいですが、あまり植物には良くないと思われるので(植物への害は正直わからないです)どうしても即効で駆除したい時は植物にかからないように注意しましょう。
たばこの吸い殻を水で薄めたものを使うという方法もありますが、毒性が強いのであまりおすすめはしません。(効くという話もあまり聞かないです)
トビムシは害虫とは違い土壌改良をしてくれる益虫(何らかの形で人間の生活に役に立つ虫)です。
ミミズと同じで豊かな土壌を作ってくれるので悪い虫ではないですが、気持ちが悪いのは否めません。
なので普段から日当たりや風通しをよくして、表土がしっかりと乾燥してから水をあげるという管理をして、トビムシを駆除するというよりいなくなってもらうように心がけましょう^ ^
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