浮いて待て 「UITEMATE」は世界中の合言葉! 水に落ちたら「浮いて待て」 命を守る着衣泳 水難事故防止

日常生活

最近は水難事故が増えています。

そこで、もし流されてしまった時、どのように対応すれば良いかご紹介します。

 

東日本大震災の津波から、子どもの命を救ったとされる自己救助法で、現在ではタイ・スリランカ・ベトナムなどの東南アジア諸国をはじめ様々な国で講習会が開かれ「UITEMATE」という日本語とともに広がっています。

服や靴は脱がずに、そのままプカプカと浮いて救助を待ちます

 

UITEMATEのコツ

・手足を大の字に広げる
・靴ははいたまま。軽い靴は浮き具代わりに
・大きく息を吸い、空気を肺にためる。あごを上げて上を見ると呼吸しやすい
・手は水面より下に。ペットボトルやかばんがあれば胸に抱える

 

東日本大震災の際、宮城県の小学校では津波に押し流された子どもや教員が「ういてまて」を実践して助かったケースがあります。
また、この方法を津波の被害の多いフィリピンやタイなどアジア諸国に紹介したところ注目を集め、「UITEMATE」という日本語のまま、広まっています。

木の葉のようにプカプカ浮くだけですから、とても簡単。
力が抜けた状態で水面に浮くことができれば、長い時間、息をすることが可能になり、体力も温存できるのです。
もし、ペットボトルやボール、発泡スチロールなど浮くものがあれば、ラッコのように胸に抱えると浮力があるので安心です。

 

 

そして、重要なことがもう一つ。
溺れている人を見かけたら、助けようとして飛び込んではいけません!
119番に通報し、大声で助けを呼ぶのが賢明です。
近くにボールがあったら、溺れている人に投げてあげてください。
ペットボトルはそのままだと軽すぎるので、少しだけ水を入れると遠くのほうまで投げることができます。

ほんのちょっとの知識と体験が安全で楽しい水遊びを約束します。
今年の夏も楽しく過ごせるように、いざというときに対応できるようにしておくことをお薦めします。

 

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