イタリアの銀行ウニクレディトは、「プライム機関投資家」向けに30億ドル(約3410億円)相当の社債を発行したことを明らかにした。投資家の名前は明らかにしなかった。
事情に詳しい関係者2人によれば、私募債としては異例の大きな規模の今回の起債で、買い手はパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)だった。関係者らは情報が非公開だとして匿名を条件に語った。
ウニクレディトの発表資料によると、発行したのは5年債。資本状況の改善に寄与すると同行が説明した。
予算案を巡るイタリアと欧州連合(EU)の対立から、イタリアの銀行は資金調達コストの上昇に直面している。イタリア債利回りは押し上げられ、指標となるドイツ国債との利回り差は拡大している。
イタリア紙ソレ24オレが先に、買い手がPIMCOだと報じていた。
伊ウニクレディトが30億ドル社債発行、買い手はPIMCOと関係者イタリアの銀行ウニクレディトは、「プライム機関投資家」向けに30億ドル(約3410億円)相当の社債を発行したことを明らかにした。投資家の名前は明らかにしなかった。
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