履歴書や職務経歴書を準備し、髪型や服装の身だしなみチェックを終え、転職準備は万全だと思ってはいないでしょうか。
まだ大切なことが残っています。それはSNSにまずいことを載せていないかのチェックです。転職活動をする際にしっかり意識したいのが、採用担当者はかなりの高確率で応募者のSNSをチェックするということです。
自分の名前で検索されたときにどんな情報が出てくるか知っておこう！
採用担当者は履歴書の名前でとりあえず検索します。応募者を知るためのフローのひとつとして検索する場合もあれば、単なる興味本位で検索する場合もあるでしょう。自分の名前でweb検索されてもたいした情報は出てこないかもしれません。
しかし、何よりも警戒すべきはSNSです。同姓同名の人もいるかもしれませんが、転職活動にあたって生年月日や出身地、場合によっては顔写真など、個人を特定できそうな情報を開示しているので高確率でアカウントを特定されます。
もちろん、アカウントがあるのは悪いことではありません。ただし、情報漏えい、中傷、 反社会的な行動など、いわゆる黒歴史が閲覧できるようになっていたら、応募の前に対策しておくことをおすすめします。
SNSでチェックしたプライベートな姿が採用基準になることも！？
いろいろと準備してきちんと作り上げた自分自身で面接に挑みますが、それは普段の自分とは違います。オンとオフの切り替えは必要ですが、一緒に働く人材を探す上では応募者のことをもっと知りたいと思うものです。
友達と遊ぶプライベートな姿は、面接用に作り込んだ姿よりも素に近い本来の性格が表れています。応募者がどういった人物なのかを知るために、SNSはとても便利なツールです。
仕事の愚痴や、会社に対するネガティブ発言ばかりを繰り返しているアカウント、果たして採用したいと思うでしょうか。履歴書や職務経歴書で応募動機やスキルを確認した上で、性格はSNSで判断されると思っていた方がいいかもしれません。
見られることを前提とした攻めの姿勢で採用を取りに行こう！
転職活動中に見られないようにSNSを非公開にするのもひとつの方法ですが、攻めのSNS戦略を立てるのも 採用を掴みとるためには有効です。
本名で登録することが推奨されるSNSは、プライベートではなくビジネス用と割り切ってみてはいかがでしょうか。そのアカウントではプライベート感のある投稿は排除し、 経歴やスキルをしっかり記載してオンラインで確認できる履歴書として利用します。チェックされても安心な情報をきちんとイメージして作り上げるのです。
万が一、応募している会社と縁がなくても、ビジネスに特化したSNSアカウントから仕事につながることもあるかもしれません。
応募直前に慌てて消したり非公開にしなくてもいいように、これからは SNSの使い分けを意識しておくことをおすすめします。
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