転職について本気出して考えてみた

働き方

社会人として働くようになってある程度の時間が経つと、「これは自分のやりたい仕事なのか?」とか「この会社にずっと勤めていくのか?」といった疑問が浮かんでくることってありますよね。
世の中には、職業人生の始めから終わりまで「この仕事が自分の天職だ!」と一切の迷いなくいられる人の方が少ないんじゃないでしょうか…

かつては「就社」と表現されることもあったように最初に入社した会社で定年まで勤め上げるというスタイルが一般的で、職を辞するという行為は避けるべきものでした。
しかし、現在では転職はごく当たり前のこととして社会に受け入れられています。

あなたのこれからの人生がより充実したものとなるように、「転職」という選択肢について少し考えてみませんか。

いいか悪いかは人それぞれ

転職の最大のメリットは、ライフスタイルを見直せること。
大げさに聞こえるかもしれませんが、環境の変化は収入や休暇休日といった分かりやすい部分だけではなく、気の持ちようといった目に見えないところにも影響します。

たとえば「営業職」ひとつ取っても、対個人or対法人、新規顧客開拓orルート営業、日用品or高額商品など、業種が変われば条件が異なりますよね。
当然、仕事の内容も違ってきます。
あなたがこれまでに働いてきたのと同じもしくは似た形態の業種を選べば、新しい仕事にアドバンテージをとることができますし、それは待遇にも反映されるでしょう。
その結果、生活に余裕ができたり高度な業務を任されたりと、より充実感を得られるようになる可能性があります。

あるいは今の仕事が自分に合っていないと考えているのなら、いっそ職種から変えてしまうのも一手です。
しっくりくる仕事にめぐりあうことができれば、毎日が楽しくなり暮らしにハリが出るかもしれませんよ。

自分の思い描く生き方を実現するきっかけになるという意味で、転職は将来への投資とも言えそうです。

逆に、デメリットは多かれ少なかれこれまでのキャリアを無駄にすること。
まったく違う仕事に就く場合はもちろん、同じ業種だとしても職場が変われば、これまでとのやり方の違いを把握して自分のものにする時間が必要です。
高度な仕事ほどその労力は大きくなるでしょうから、そこにエネルギーを使わず効率よく働けるという意味では、同じ会社で同じ仕事をしてきた人が有利なんですね。

早いに越したことはない

安易に転職するのはおすすめできることではありませんが、するのであればタイミングは早い方が良いのは事実です。

仮に自分の気持ちに疑問を持ちながらも同じ会社で仕事を続けたとして、お給料はある程度増えていくはずです。
そうして年を重ねるのに反比例して減っていくのが、転職を試みた際の採用確率。
特に異職種では30歳、同職種では35歳を過ぎると採用の壁はぐっと高くなると言われています。
つまり、あるタイミングを越えてしまうと「今より収入が減るかもしれない」上に「そもそも採用されるか分からない」という状況になり、リスクの大きさに転職しないという結論を選ばざるを得なくなるのです。

もしあなたが転職について一考の余地ありと思っているのなら、業種の将来や今の仕事を続けた上で用意されるであろうポストなどを冷静に分析し、どこかで決断をしないといけません。
その場合、半年や一年など自分の中で締め切りを作ってみてはいかがでしょう。
考える時間が限られていれば、タイミングを逃さずよりシビアな判断を下すことを可能にしてくれそうです。

仕事は、人生の中で大きな割合を占める要素のひとつ。
転職をする・しないに関わらず、決断をしたらとにかく後悔しないことが究極のポイントです。
どうか、楽しく働く毎日を送ってくださいね!

 

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